K/Hシステム>シャドーイングによる英会話力を上達させる実践例

 

今回は、K/Hシステムという英語の勉強法について、取り上げる。

 

 

私自身、留学前からお世話になっている勉強法だが、

その効果の割には、世間にあまり認知されていない印象がある。

 

 

他の雑多な英語学習本やノウハウに埋もれてしまっているのかもしれない。

 

 

 

K/Hシステムを公式ページの言葉を借りて説明すると、

 

 

【 米国のビジネスの現場で勝負する駐在員のために生まれた英語研修プログラム】

 

という名目になっている。

 

 

しかし、駐在員の方の他に、一般の社会人が英会話力を身につける上でも十分その利用の価値はある。

 

 

 

 

 

 

K/Hシステムの狙い

 

 

 

K/Hシステムの狙いは、次の2点に集約される。

 

 

 

同じ文章を繰り返し使うことで、「正しい英語の理解のフォーム」を学ぶこと

 

 

 

そして、すでにもっている英語のアセットを実戦力のある形に活性化し、

これから身に付ける英語については、実戦力のある形で身に付けるための効率的な方法を学ぶ

 

 

 

また、K/Hシステムを実習していく上でキーとなる悩みと原因の5個のパターンを簡単に紹介しておく。

 

 

 

悩み1

文字で見ればわかる単語や表現なのに、

実際のリスニングでそうした語句が聞き取れない。

 

 

原因1

英語の正しい音やリズム(ビート)の体系が習得されておらず、

知っている語句でさえ、予期している音と違うために聞き取れない。

 

_______

 

悩み2

単語自体は聞き取れても、意味がさっと頭に引っかかってこない。

 

 

原因2

単語単位で意味を捉えているために、処理スピードがついていかない。

また、辞書的な硬い訳語で語句を覚えているため、頭に残るイメージとして意味が入ってこない。

 

_________

 

悩み3

聞き取れたわずかな単語を頼りに意味を推察するような聞き方をしているので、

本当に正しい理解をしているのか不安になる。

 

 

原因3

サバイバル英語は身についているものの、それに慣れてしまい、

全ての単語をきちんと聞き取る努力をしなくなってしまった。

「英語の構文」正確につかもうとしなくなっている。

 

_________

 

悩み4

ちょっと文が長くなると、すぐわけが分からなくなる。

 

原因4

レ点を使って漢文を読むような、後ろから戻って理解する英文解釈の方法に慣れてしまっているため、

あと戻りのきかない「音」での聞き取りでは歯が立たない。

 

_________

 

悩み5

だいたいわかるのだが、細かい部分のニュアンスがとれない

 

原因5

英語の話の組立(ロジック構造やそのパターン)を理解していないため、全体の話の流れが見えにくく、

「木を見て森を見ず」の聞き方に陥ってしまっている。

 

________

 

これらの組み合わせを一つ一つ徹底的に克服していくのが、K/Hシステムである。

 

 

パッセージの音声とスクリプト

 

K/Hシステムの入門編に収録されている

おそらく最も有名なパッセージとそのトランスクリプトを参考のために掲載しておく。

 

 

パラグラフ1

(コントローラーが見えない方はこちら

 

 

パラグラフ2

(コントローラーが見えない方はこちら

 

 

パラグラフ3

(コントローラーが見えない方はこちら

 

 

パラグラフ4

(コントローラーが見えない方はこちら

 

 

 

KHシステム入門編のトランスクリプト

 

 

K/Hシステムにおける訓練手順

 

 

1  総合的聞き取り能力の現状把握

 

2  音をつかむ力

 

3  意味をつかむ力

 

4  音と意味の一体化

 

5  高度な英語力を目指した補強訓練

 

 

K/Hシステムのこの基本的なアプローチは、

本当の意味で「使える英語力」を身に付ける唯一の方法といってもよい。

 

 

まず、1 出発点を見極めるための現状把握

 

 

そして、2 英語の音のみにフォーカスした訓練

 

 

この段階で、英単語または英語のかたまり(ゲシュタルト)とそれに対応する音を紐付けるスキルを磨く。

 

 

 

英語特有のリズムやイントネーションに慣れることが目的。

 

 

 

次に、3 英語の意味を自分の中に落としこむ訓練

 

 

聞こえてきた音をイメージや身近な言葉に置き換えて、理解すること。

 

 

 

そういう理解の仕方に慣れること。

 

 

 

最後に、4 音と意味をリンクさせる訓練

 

 

前の2ステップを踏まえて、音から直接、意味に繋げること。

 

 

ここでは、スピーカーのスピードについていくことが主眼となる。

 

 

英語の語順で文頭から意味をつかんでいく。

 

 

英語を英語で理解する感覚を身につける。

 

 

これらのスキルを身に付けることで、

「正しい理解のフォーム」にスピードという要素が加わる。

 

 

 

 

その後は、5 個々のウィークポイントを補強するための個別訓練をこなしていく。

 

 

 

ウィークポイントの例としては、

 

 

監視や単数複数の感覚の強化

 

 

時制の感覚の強化

 

 

構文意識の強化

 

 

英文のロジークパターンの感覚の強化

 

 

などが挙げられる。

 

 

以上、この5ステップがK/Hシステムの基本手順となる。

 

 

そして、これらの訓練の基本となる方法が、「シャドーイング」である。

 

 

シャドーイングとは、簡単にいえば、

テープの音を聞きながら、ほぼ同時にその英語を自分で言いながら、「影」のようについていく作業のことだ。

 

 

例えば、練習中の地声で恐縮だが、

入門編に収録されているパッセージの第二パラグラフをシャドーイングすると、こんな感じになる。

 


 

 

 

上記のサイクルを同じ文章で何度も(数百回)繰り返すことで「正しく英語を理解する回路(フォーム)」が完成していく。

 

 

まさしく「体得」といった感じだ。

 

 

前回解説した30日間英語脳育成プログラムで採用されているアプローチも

基本的には、この経路をたどっている。

 

詳細はこちら

⇒ 30日間英語脳育成プログラムを使って、英語脳を確実に育成する方法

 

以上のことから、

英会話力を身につける方法というのは、結局一つしかないということが言えそうだ。

 

つまり、「現状レベルの把握」⇒「音の識別力とその体得」

⇒「自分の言葉で意味を理解」⇒「音と意味のリンク」⇒「個別補強」

 

という経路である。

 

KHシステムの教材

 

KHシステムから出版されている学習テキストは、以下の様な3種類ある。

 

 

 

公式ページはこちら

 

全てのテキストでKHシステムの理念に基づいた

「正しい英語の理解のフォーム」をインストールするための訓練素材が掲載されている。

 

 

そして全てに共通して、KHシステムが標榜している以下の様なテクニックを駆使することで、

学習者の英語脳を大きくする工夫がなされている。

 

 

 

・シャドーイング

 

 

・リテンション

 

 

・スラッシュ・リーディング/スラッシュ・リスニング

 

 

・やまと言葉落とし

 

 

・ノートテイキング

 

 

・ロジックパターン

 

 

紙面の関係でこれらのK/Hシステムのテクニックの特徴やメリットを全て書くことは難しいが、

 

入門編一冊さえあれば、半年から一年は、英語の学習に事欠かないほど、

密度の濃いメニューが詰まっている。

 

 

将来、長期的な視野で「本当に使える英語力」を身につけたい人は、

是非実際に手に取ってみることを強く勧める。

 

 

 

 

ツイートツイート

【今年もよろしくお願いします】から紐解く発信型英語のコツ

 

 

今年もよろしくお願いしますという表現を英訳しようとすると、

なかなか骨が折れるのではないだろうか。

 

 

 

しかし、日本人ならば、年初の挨拶で「今年もよろしく」という気持ちを伝えたいとうのは、

当然の感情だ。

 

 

 

仮に、外国人の友人に送る年賀状で

「今年もよろしくお願いします。」という意味のメッセージを添えたい場合、

あなたなら、どう書くだろうか。

 

 

 

 

辞書やgoogleなどの検索エンジンで調べていくと、

大概、以下のような表現が見つかる。

 

 

 

I look forward to  seeing  you again this year.

 

 

I’ll hope we will have fun together.

 

 

 

適当な訳が見つかって、安心するのはいいが、

よくよく吟味するとこの問題には英語の発信力を磨く上で意外と大きな課題が隠れている。

 

 

 

曖昧な日本語を英語に訳すためには

 

 

「よろしく」という言葉を英語にしにくいのは、

「何を頼んでいるのか?」が曖昧だからだ。

 

 

 

通常の日本人であれば、

「今年もよろしくお願いします」と言われたら

「何をよろしくお願いしたいの?」と疑問に思うことはまずないだろう。

 

 

 

「よろしくお願いします」という曖昧な表現で通ってしまうのが、

日本の文化なのだ。

 

 

 

 

従って、英語で「今年もよろしく」ということを言いたいのであれば、

その日本語に含まれている「曖昧さ」を取り除くために

「何をよろしくお願いしたいのか」を明確にしないといけないのだ。

 

 

 

 

つまり、どのような動作や行為が隠れているのかを明確する必要がある。

 

 

 

例えば、

 

 

今年もたくさん楽しい時間を過ごしましょう

 

 

今年も遊びに来てください。

 

 

今年もいろいろと教えて下さい。

 

 

今年も一緒に仕事ができるのが楽しみです。

 

 

今年も一緒に飲みましょう。

 

 

 

などなど、どんな動作・行為なのかを具体的に考えるみることが大事だ。

 

 

 

英語という言語では、動作を表現することが非常に大切である。

 

 

それは、動詞が英文の骨格を決めるという英語の性質を踏まえれば当たり前のことだが、

この点を意識するだけでも格段に英語が出やすくなるはずだ。

 

 

 

社会人英語は、このように頭を少し捻ることで

どんどん発信型の英語力が高まっていく。

 

 

 曖昧な日本語の例

 

 

「今年もよろしくお願いします。」の他にも、

英語に訳しづらいあいまいな日本語は、たくさんある。

 

 

 

諺などは、その最たる例だが、

 

 

 

例えば

 

 

「彼は冷静だ。」

 

 

 

という日本語はどうだろうか。

 

 

 

He is calm.

 

 

He is a calm person.

 

 

などと言えるが、仮にここで“calm”という形容詞をどうしても思い付かなかったら、どう言うべきか。

 

 

この場合は、「彼は冷静だ」という日本語を別の日本語で言い換えてから、

英訳することが一つのポイントになるが、

(このポイントについての記事は、暗記だけでは英語を話せるようになれない3つの理由 の最後の部分)

言い換える際に、彼の動作や行為を考えみることが大事になる。

 

 

 

 

「彼は冷静だ。」という発言の裏には、彼の何らかの行動があるということだ。

 

 

 

「彼が冷静だ。」と人から言われるような、そういう何らかの行為があるはすだ。

 

 

 

 

例えば、

 

 

人前で感情を顕にするようなことがない

 

 

いつも行動する前にしっかりと考えている

 

 

大きな地震があったのに1人だけ動じなかった

 

 

といったことがあり、それが元で「彼は冷静だ。」という発言に繋がっている。

 

 

従って、「彼は冷静だ」という日本語は、例えば、

 

 

He doesn’t show emotions very often.

(感情を出すことがあまりない。)

 

 

 

He thinks before he acts.

(行動する前に考える。)

 

 

 

He acted as if nothing had happened.

(何事もなかったかのような振る舞った。)

 

 

など、多様な英語で表現できる。

 

 

 

 

 

「冷静」などといった言葉は、非常に便利ではあるが、

そういった言葉に頼ってばかりいると、本当の表現力はなかなか身につかない。

 

 

 

「冷静」という言葉は、便利であるがゆえに、非常に曖昧な方言でもある。

 

 

 

英語で表現力を身につけ、そして発信型の英語力を強化していくためには、

「具体的な動作」を表現する力をつけることが大事だと思う。

 

 

 

もちろん、そのためには、英語の動詞がもつ語義やコアとなるイメージを

一つ一つ押さえなければいけない。

 

 

日本語と英語を一対一の対応で覚えるのではなく、

多対多の視点で、柔軟な発想力をつけることが社会人向け英語学習の柱となるだろう。

 

 

 

他、英語動詞に関する重要なポイントは以下の記事にまとめたので、参考にしてほしい。

 

句動詞put on の使い方から暴く社会人向け英語学習の例

 

 

動詞に宿るダイナミックさをじっくり感じてもらうための2つの例文

 

 

 

 

 

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英語学習における目的地・手段・現在地の関係

 

 

大学や高校を卒業して、社会人になり数年たち、

仕事の都合や趣味などで英語をもう一度勉強する必要が出てきたとする。

 

 

あなたは、何から始めるだろうか。

 

本日は、英語学習の思わぬ落とし穴について、説明する。

 

 

今日の英語学習の方法について

 

 

英語学習には、沢山のカードが用意されている。

 

 

 


英語の学習手段 

 

 

どれを選ぶかという問題になるが、

 

一般的には、まず書店やウェブで情報収集する。

 

 

 

その上で、自分の目的を改めて考えてみて、その目的に沿ったカードを切るだろう。

 

 

例えば、

 

海外旅行を楽しいものにしたいなら、

旅先で使いそうな表現が載っている本を読んだり、英会話教室に通う。

 

 

 

海外出張先で英語でプレゼンや商談をしなくてはならないのなら、

英語のスピーチの練習やリスニング力を鍛えたりする。

 

 

 

TOEICのスコアを上げたいのなら、TOEIC関連の参考書を探す。

 

 

 

 

英語のビジネスメールを早く正しく書けるようになりたいのなら、

ライティング力やボキャビルを強化するだろう。

 

 

 

はたまた、外国人と結婚して、海外に移り住みたいという希望があるのなら、

英語で自己アピールしたり、楽しく会話するコツを勉強するかもしれない。

 

 

 

この手段を選ぶ際に、一番気をつけなければならないことがある。

 

 

 

多くの英語学習本やサイトでは、

英語をやる目的をはっきりさせることの重要性を一生懸命説いている。

 

 

 

「あなたは、何のために英語を勉強するんですか? まず、そこを明確にしましょう」

 

 

 

おそらくあなたもこのような趣旨のアドバイスは、何回かきいたことはあるだろう。

 

 

 

確かに、目的を決めることは重要だと思う。

 

 

目的がないと、やる気が先細り、継続する推進力が生まれにくい。

 

 

その通りだ。

 

 

 

 

しかし、その目的を達成するための手段が問題だ。

 

 

 

英語学習には、上記のカードの如く、沢山の選択肢がある。

 

 

とりわけ、インターネットが発達した今日では、なおさらだ。

 

 

多くの英語勉強ノウハウや学習参考書を見ても、

この手段の選び方については、結構、そっちのけのような印象が残る。

 

 

 

 

目的を持つことの重要性多くの学習手段があることは分かった。】

【それじゃ、私は何をするべきなのか。】

 

 

 

 

この疑問にきちんと真正面から答えているサイトや書籍が圧倒的に少ない。

 

 

だから、多くの学習者は、企業の宣伝や他人の体験談、アフィリエイターの押し売りに乗せられて

効果のありそうな英語教材を直感的に選んでしまう。

 

 

現在地を把握する必要性

 

 

目的を達成するための手段を選ぶとき、

最も考えなくてはいけないことは、

企業の宣伝や他人の体験談、アフィリエイターのランキングなどではない。

 

 

 

自分がどのレベルにあるのかということだ。

 

 

 

今、自分の英語力がどの程度あるか、すなわち自分の現在地に関する情報だ。

 

 

これを知っておかないと、必ずといっていいほど、目的は達成できない。

目的に近づくどころか、遠ざかってしまうおそれもある。

 

 

例えば、あなたが今、イギリスのマンチェスターに行かなければならないとする。

マンチェスターユナイテッド 

 

さて、どうやって、行くだろうか。

 

 

 

・・・・

 

 

 

「飛行機にのって行くに決まっている!」

 

 

 

というかもしれないが、それは、あなたが今日本にいる場合の話だ。

 

 

 

仮にあなたが、マンチェスターの隣町のシェフィールドという街にいるならどうか。

わざわざ飛行機に乗る必要はないだろう。

 

 

 

英語学習にも同じことが当てはまる。

 

 

 

自分の現在の実力を頭に入れておかないと、

その現在地から目的地に向かうための手段を取り違えるおそれが出てくる。

 

 

「TOEIC400点持っているけど、英語が話せない」人と

「TOEIC800点持っているけど、英語が話せない」人とでは、

持っている英語力が異なるので、当然やるべきことも異なってくるはずだ。

 

 

 

さらに気をつけなければいけないことがある。

 

 

 

 

現在地と目的地がはっきりしたからといって、

必ずしも正しい手段に行きつけるとは限らない。

 

 

多くの人は、できるだけ少ない費用と時間で目的を達成しようとするあまり、

目的地へ直行する便に乗ろうとしてしまう。

 

 

 

しかし、よく考えてみると、仮にあたなが、国際ハブ空港から遠く離れた離島に住んでいるとしたら

マンチェスターに行くためにはまず、最寄りの空港に行かなければいけない。

 

IMG_0001

 

 

さらにそのためには、最寄りの駅まで何らかの手段でたどり着かないと始まらない。

 

 

 

 

従って、まず自宅から一歩出た時の移動手段から1つずつ決めていく必要があるのだ。

 

 

 

自宅から、一気にマンチェスターに向かうジェット機のようなカードがあれば

それに乗ればいいのだが、そんな都合のよいカードは、ほぼないだろう。

 

 

ジェット機カードが「英会話教室」だとすると、

「旅先で英語で楽しいコミュニケーションをする」という目的のために

いきなり英会話教室に通うという手段が正しいとは限らない。

 

 

 

もちろん、それが最短の道のりである場合もあるだろうが、

そのことを認識するためには、まず自分は何をしなければいけないのか(手段)を

自分の現在の実力と相談しながら、

慎重に決めていかないといけない。

 

 

これが、今後の英語学習計画の成否に直結してくるからだ。

 

英語学習の目的地現在地手段 

 

 

 

 

 

 

英語学習における目的地と手段と現在地の関係について話してきたが、

この関係については当ブログ開設当初からキーコンセプトにしようと考えていた。

 

 

ブログタイトルの一部である、勉強法ナビマップ

 

 

 

 

このネーミングも、英語学習の指針になるようなコンテンツを公開していこうという想いを込めて、

つけたものだ。

 

 

 

 

当ブログで公開している【英会話メール講座】は

社会人を始めとする参加者の現在の実力を知り、

英会話のスキルを効率よく伸ばしていくための訓練法を目玉としている。

 

 

 

是非、この記事をここまで読んでいただいたのであれば、

参加してもらえば嬉しく思う。

 

 


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英語学習の効率を最大限高めるために押さえておきたいバランス感覚

 

バランス感覚・・

英語学習に限らず、生きていく上では、随所で適度なバランスを保っていかなければいけない。

 

 

 

本日は、前回紹介した英会話学習における練習と本番のバランスに関連して

【練習段階におけるとるべきバランス感覚】について私が感じているところをまとめる。

 

 

 

このバランス感覚を意識するだけでも、英語学習の効率が確実にアップしていくはずだ。

 

 

 

日本人の英語スキル

 

 

日本の中学高校と英語の授業を受けてきた人であれば、通常

 

 

読む>聞く>書く>話す

 

 

の順で英語スキルが高いのが一般的だと思う。

 

 

これは、日本の英語教育が読解、暗記重視の積込みタイプが主流だったことによる。

 

その教育を受け続けた学生は意図せずに「読む」というスキルに秀でてしまったのだ。

(もちろん例外はあるだろうが・・)

 

 

 

あなたも

 

英語は読めるけど、リスニングになると全然聞き取れない

 

 

とか、
ある程度TOEICの点数や英検の資格を持っているけど、会話には全く自信がない

 

 

などという声をよく聞かないだろうか。

 

 

 

学生の時に読む聞くというインプットの練習ばかりやってきた結果、

書く話すというアウトプットの訓練に費やす時間が相対的に減ってしまった。

 

こう考えると、

 

 

読む>聞く>書く>話す

 

 

という関係は、当然の帰結なのだ。

 

 

英語はあくまで言語であるのだから、4つのスキルの関係は

 

 

読む=聞く=書く=話す

 

 

であるほうが自然だと思うが、これと比較すると、

 

 

読む>聞く>書く>話す

 

 

という関係は、明らかに偏っている。

 

 

 

本稿で日本の英語教育を批判するつもりはないが、

仮にあなたの英語スキルで上の図式が成り立ってしまっていても、

それはあなたに非があるわけではない。

 

 

「偏っている」の真意とは?

 

 

上で、英語の本来の4技能の関係を

 

 

読む=聞く=書く=話す

 

 

と表現したが、これは、それぞれが同等のレベルにあるということとは別に

 

 

読む(Reading)、聞く(Listening)、話す(Speaking)、書く(Writing)という4つのスキルは、独立した別々のものではない


 

 

ということもいいたかった。

 

 

例えば、リーディングをしているときに

 

 

discrepancy

という単語が出てきたとする。

 

 
その時に綴(つづ)り(スペル)を見て、「食い違い」や「矛盾」という意味だと理解して、

同時にその発音が[diskrépənsi]だといことを音として分かるのが普通だ。

 

 

 

つまり、綴りと音と意味の3つを繋げて、理解するということだ。
だが、学校英語でありがちなのは、綴りと(だいたいの)意味は分かるが、

発音の仕方が分からないという人が結構いる。

 

 

あなたは心当たりないだろうか。

 

 

目で文字を見て、意味は取れるのはいいものの、

 

では、どう発音すればいいのかが分からない。

 

 

そんな単語に心当たりがあるのなら、それはあくまで試験対策として覚えた単語に違いない。

 

 

 

そういう覚え方は明らかに不自然だと思う。

 
発音が分からなければ discrepancyをどうやって読むのだろうか?

 

日本語読み?

 

 

 

そして、何よりも効率が良くない。

 
普通であれば1回でまとめて覚えるべきことを、わざわざ2回に分けて覚えるということは、

効率が良くないし、無駄なこと(日本語読み)を覚えることにもなってしまっている。

 

 

 

英語の4スキルが偏っていると、勉強の仕方も偏ってしまうおそれが出てくる。

 

 

 

偏りの解消のために

 

 

そこで、練習の仕方や順序も、英語の4スキルを互いに関連づけながら、

バランスよく進めていくという選択が出てくる。

 

 

しかし、この関連付けが、また厄介だ。

 

 

英語学習の効率を高めていくためには、

この関連付けをいかに巧みに行うかにかかっている。

 

 

まず基本となる関連付けは、

 

 

【リーディングやリスニングを通して、インプットしたものをスピーキングやライティングでアウトプットする】

 

 

という関連付けだろう。

 

 

インプットのみやって、アウトプットをサボると、いわゆる頭でっかちになってしまう。

 

 

リーディングとリスニング間の関係も重要だ。

 

 

読んで分からないものは、聞いても分からない。

 

よって、リスニングの訓練の一環でリーディングのスキルも鍛えなければいけない。

 

 

さらに、スピーキングとライティングの間にも、強力な関連性がある。

 

 

両者とも英文を作るという点では共通であり、

書けない英文は、当然正しく話すこともできない。

 

 

 

話せるようになりたいから、話す練習をする。
リスニング力を上げたいから、とにかくリスニングをする。

 

 

 

 

もっともらしい練習法に聞こえるかもしれないが、

実はこういったやり方では、今ひとつ効率が上がらないということをきちんと押さえておいてほしい。
英語耳

 

 

読む、聞く、書く、話すという4技能をあなたなりに関連づけながら、

バランスよく訓練していかなければいけない。

 

 

上に挙げた関連付けは、一例にすぎない。

 

自分なりに関連付けを行い、効率性を高めていくということが重要だと思う。

 

社会人なら、この関連付けを意識しながら、

自分の生活パターンに当てはめて、無駄のない上達法を編み出していくことができるはずだ。

 

 

なお、上記関連付けのヒントとなる記事を以下に貼っておく。

 

 社会人向け英語学習に必要な英会話力を引き上げる2つのリーディング鉄板原則

 

 

 

 

 

 

 

 

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新庄剛志のプレーから学ぶ英会話習得の基本中の基本

 

新庄剛志といえば、「記録よりも記憶に残る選手」として有名だ。

 

 

本稿では、彼のある珍プレーから、英語学習の本質に迫ってみる。

 

 

 

英会話スクール&海外留学⇒英会話習得?

 

 

会社の同僚や上司、ブログの読者の方に英会話の勉強法について聞くと、

10人に半分程度の割合で、

 

英会話スクール通う!

 

 

海外に留学する!

 

 

などの答えが帰ってくる。

 

 

確かに、これらは、英語力を上げる強力な味方になりうる。

 

 

 

その理由してポピュラーなところをとりまとめると、

 

 

【強制的に英語を話さざるを得ない状況に自分を置くことで

外圧的に日本語脳を英語脳に作り変える効果がある。】

 

 

 

といったところか。

 

 

最もらしく聞こえるが、これが本当に効果を発揮するには、

大きな前提が実はあり、その前提条件を満たしていなければ、

ただの浪費自己満足という残念な結果になってしまう。

 

 

 

英会話スクールや海外留学が英会話習得にとって、強力な味方になるのは、

その前提をクリアして初めて成しうるだとおもう。

 

 

 

英会話スクールを活用するための前提とは?

 

 

察しのいい方なら、既にお分かりかと思うが、

英会話スクールや海外留学を最大限実りあるものにするための前提とは、

 

「前準備」である。

 

 

__________

 

    話せるようになりたいから、英会話スクールに通ってスピーキング。

 

 

    英語をマスターしたいので、何も準備せずにいきなり思い切って留学。

 

___________

 

このようなケースでは、前準備と実践のバランスが良くない。

 

 

ある本によると、プロスポーツ選手は、練習と試合の割合が80対20位だそうだ。

 

 

 

練習時間が試合時間の4倍。

 

 

そのくらい準備に時間をかけているらしい。

 

 

自分は、プロスポーツ選手ではないと思われるかもしれないが、

仮に以下のように考えてみてほしい。

 

 

【英会話を「試合の本番」だと考えてみたときに、

 

あなたは準備や練習にどの程度時間をかけているか?】

 

 

 

準備や練習をせずに、いきなり本番に臨んでも、大した成果は出ない。

 

 

素振りをしたことのない人が、野球の試合でいきなりヒットを打てるだろうか?

 

 

ここで新庄剛志のプレーを引き合いに、説明させていただく。

 

 

新庄剛志の「あの」プレー

 

1999年彼が阪神に在籍していたとき、巨人戦の延長12回裏。

 

4対4の同点でワンナウト1,3塁の一打サヨナラの場面!

 

ここで彼に打席が回ってきた。

 

 

 

続きは以下の動画をご視聴いただきたい。

 

 

 

このプレーについてはご存知の方もいると思う。

 

彼は、敬遠球を打ちにいくという、普通では考えられないことを実行してしまった。

 

 

 

そして、その結果、打球は三遊間を抜け、阪神のサヨナラ勝ちとなる。

 

 

 

このプレーを見てあなたは、どう感じるだろうか。

 

 

「新庄ならとっさにそういうこともやりかねない」

 

 

と思う方もいるだろう。

 

 

 

 

 

このプレーには後日談がある。

 

 

新庄選手は、あるテレビ番組でこの舞台裏を語ったのだが、その番組によると、

 

 

なんと、彼は本番の三日前に敬遠球を打つ練習をしていたのだ。

 

 

 

「咄嗟に思いついたことではなかったんだ?」と聞かれて彼はこう答えている。

 

 

 

「何でも練習がないと、

 

やっぱ無理ですよね。」

 

 

 

この言葉は、プロ野球選手が放った、非常に含蓄のある言葉だ。

 

 

何でも練習しないと本番ではできない。

 

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