英語耳を確実に作り上げるために必要なこと(社会人編)

 

 

虹は、国によって、見え方が違うらしい。

 

 

日本人として生まれた私には、その違いを確認することはできない。

 

 

 

同じ現象なのに、その見え方が人によって違う。

 

 

 

バックグラウンドが違うわけだがら、当然、感じ方も違うはずだ。

 

 

ということを言いたいわけでない。

 

 

その人が生まれ育った環境、その人が帰属する文化が

その人の知覚の仕方に対して与える影響

 

 

 

これが無視できないほど大きいことを言いたいのだ。

 

 

 

 

 

 

文化によるモノの捉え方が違う例として、面白い例がまだある。

 

 

 

例えば、雨という自然現象を表す言い方として、

日本語と英語では、その数が驚くほど違う。

 

 

 

日本語で雨に関係する言い方をざっと上げると、

 

 

五月雨、夕立、にわか雨、梅雨、小雨、喜雨、驟雨、時雨、秋霖、通り雨、涙雨、氷雨、春雨

 

 

など多分まだまだあると思われる。

 

 

 

一方、英語で雨を言おうとすると、

 

 

shower, rain

 

 

など、数えるほどしかない。

 

 

 

これも、日本という風土にって、雨の重要度や影響度が高いために、生じた現象だ。

 

 

 

 

 

同じことが、言葉の体系にもいえる。

 

 

 

lead

 

 

read

日本語でその発音を表現すると、どっちも「リード」である。

 

 

 

しかし、英語ネイティブからすれば、

上の2語は、意味も発音も全く異なる2つの言葉として区別される。

 

 

 

当たり前のことを言っているようだが、

英語のリスニング力を上げるためには、この違いを瞬時に区別するスキルが必要になる。

 

 

要するに、英語圏の風習に馴染まないといけないのだ。

 

 

 

上記のように日本語で読むと、似通っているのに、

英語ネイティブからすれば、厳密に区別して扱う言葉は、驚くほど多い。

 

 

 

 

 

work

 

 

 

walk

 

 

 

thing

 

 

sing

英語耳

 

 

 

これらの違いを区別できる耳を、英語学習業界では俗に「英語耳」と呼んでいるようだが、

この呼び方を借りて、表現すると

 

 

英語耳を身につけるためには、

英語の音と英語の文字を頭の中で

正確に紐付ける(対応させる)ことが何よりも重要となる。

 

 

 

そこに言葉の意味を介在させてはいけない。

 

 

介在させるのは、英語耳がある程度身についてからでも遅くない。

 

 

正しいディクテーションの3条件についての記事(こちら)では、

この点を突っ込んで解説した。

 

 

ディクテーション自体、この英語耳を作り上げるために、

必要不可欠な訓練だとは言える。

 

 

しかし、忙しい社会人にとっては、

時間の確保やモチベーションといった点で、なかなかハードルが高い人もいるだろう。

 

 

 

そこで、ディクテーションと並行して実施することで、

加速度的に英語耳を作り上げる教材を紹介する。

 

 

詳しくは、こちらのページを参照してほしい。

 

 

英語耳を身につける方法

 

 

 

少々高い授業料だが、時間をお金で買うという発想は英語学習でも欠かせない。

 

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句動詞put on の使い方から暴く社会人向け英語学習の例

 

 

 

英語では、服を「着る」ことも、ズボンを「履く」ことも、帽子を「かぶる」ことも、指輪を「はめる」ことも、

全てput on で表現する。
そのことについては、

 

「へー、そうなんだ」と思う方、

 

全部put onで済むのは楽だと思う方、

 

日本語と違うことに違和感を感じる方、

 

色々いるだろう。

 

 

だが、よく考えてみてほしい。

 

 

どうして、こんなことが起こるのか?
英語と日本語の間のこの奇妙な関係にこそ、

英語の考え方と日本語の考え方とを根本から分けると言ってもよい、

極めて重要なポイントが潜んでいる。

 

 

 

 

動作によって動詞が変わる

 

 

その重要なポイントというのが、動詞の使い分けだ。
日本語では、シャツなら「着る」、ズボンなら「履く」などのように対象によって言葉が変わるが、

英語であればシャツであってもズボンであっても何でも put on で表現できてしまう。

 
まず、日本語の場合には、体の部位(=物と物との関係)によって言葉が変わる。

 
体(上半身)に身に付ける場合には「着る」、

足の場合には「履く」、

頭の場合には「かぶる」のように。

 
では例えば、

大人が子供用の小さなTシャツを、頭に身に付けたとしたら・・・

 
「Tシャツを頭にかぶる」になる。

 

 

「頭に着る」というような言い方はせず、動詞が変わる。

 
では英語の場合にはどうなるだろうか。
「Tシャツを着る」ことは   put on a T-shirt
「ズボンを履く」ことは    put on some trousers
「帽子をかぶる」ことは    put on a cap/hat

 
では、先ほどのように「頭にTシャツをかぶる」というのを英語でどういうかと言えば
put a T-shirt on the head

 

になる。

 
the head というのが増えはしたが、

put on を使うことには全く変わりがない。

 

 

 

では、put on 以外の動詞を使わないのかと言えば、

そんなことは決してない。

 
一番普通の表現は put on だが、それ以外の言い方も可能なのだ。
用例をいくつか紹介する。

 
John quickly pulled on his sneakers.     (ジョンは急いでスニーカーを履いた。)

 

 
She slipped on her favorite T-shirt.   (彼女はお気に入りのTシャツを着た。)

 

 
I threw on my jacket over my nightgown.   (私は寝巻きの上にジャケットを羽織った。)

 

 
このように、「着る」ことを意味するためには put だけではなく、

pull や slip、throw など様々な動詞が実は使われる。

 

 

 

動詞が変わることで何が違うかと言うと、その動き自体が違う ということなのだ。

 

 
put の場合には、「どこかに置く・位置させる」という意味合いだから、

「体に接触した状態に位置させる」ということから「着る」ことを表わす一番普通の表現になる。

 

 
John quickly pulled on his sneakers.

 

 
のように pull という動詞を使えば、「引っ張る」ということニュアンスが出るから、

衣服などをグッと引っ張る、その「ちょっと苦労する感じ」や「力の入れ様」が表現される。

 

 
She slipped on her favorite t-shirt.

 
slip というのは「滑る」ことだから、

slip を使えば「スッと身に付ける」ような滑らかな動きが表現される。

 

 

 

I threw on my jacket over my nightgown.

 
throw は「投げる」ことだから、

バッと上着を羽織るような、そんな動きをイメージしてほしい。

 
いかがだろうか。

 
「着る」ということを1つ表わすにも、

 

 

動きが違うと動詞が変わってくる

 

 

それが英語の考え方である。

 

 

b6
最後に、分かりやすい例をもう一つ。

 

 

「彼はブーツを履き、手袋をして出て行った」 と言いたいとする。

 

 
He put on his boots and his gloves, and he was gone.

 

 
というのが put on を使った普通の言い方だ。

 
だがそれを、以下のように言うと、

目に浮かぶ映像が大きく違ってくるはずだ。

 
He pulled on his boots and slipped on his gloves, and he was gone.

 

 

本日紹介した

 

 

 「動作によって、動詞は変わる」

 

 

このような理屈を理解したうえで、さまざまな用例に触れていく。

 

 

感覚で理解していく英語学習

インプットの質が違えば、当然アウトプットの質も変わってくる。

 

 

社会人英語学習は、【理屈→応用】の繰り返しだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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英語動詞に宿る【ダイナミックさ】をじっくり感じてもらうための2つの例文

 

 

英語の動詞にはダイナミックな動きがある。

日本語の比ではない。

 

 

本稿では、もっとも基本的な英語感覚である「主語の動作」にフォーカスして、

その英語感覚をじっくり感じていただくために2つの用例を解説する。

 

 

 

punch

 

 

まず、下記の例文をみてほしい。

 

I punched him in the nose.    (私は彼の鼻にパンチを見舞った。)

 

 

頭から順番に情景を描写してみよう。
I…
まず主語である「私」が登場する。                                イメージ図:
( ̄ー ̄)
(↑顔)

 

 

ここまでは、なんの変哲もない。
次に
punched…
と「私」の動作が示される。

 

イメージ図:
○ ̄ー ̄)≡≡〇 シュッ
つまり、「私」から「パンチが出る」動きが表現されている。
そして、次に
him…
が出てくるので、パンチが届いた先が「彼」ということだ。

 

イメージ図:
☆ )゜o゜)/ バキッ
(↑星印は衝突を表しています。)
動きがあって、ダイナミックだとは思わないだろうか?

 
英語という言語では、動作が起こった順番に文が進んでいく。
○ ̄ー ̄)≡≡〇☆ )゜o゜)/ バキッ
I punched him.

 

 

 

さらに、パンチが「彼」のどこに当たったのかが気になるはずだ。
そこで
in the nose…
と加えて「鼻」だということを伝えるのだ。
情報を少しずつ掘り下げて、明らかにしていく。

 

 

 

これが、英文の構造だ。

 

 

went

 

 

それでは、もう一つ例を出そう。
I went to Disneyland with my family yesterday.  (昨日、家族と一緒にディズニーランドに行った。)

 

 

 

 

この文にも、やはり、ダイナミックな動きが隠されている。
I went…
まずは「私が行く/進む」という動作が表されている。
次に
to…
で「到達する」ことが暗示される。(toには目的地と向かい合う感覚がある。)
そして
Disneyland…
と到達先が示される。
「私」が「進んで」「着いた」先が「ディズニーランド」だという順番で情報が提示されている。
進む

私 ⇒⇒⇒⇒ ディズニーランド

 

 

 

I went to Disneyland
動きがあって、ダイナミックだとは思わないだろうか。

 
そして、さらに情報を追加していくのだが、

 

 

with…
で「私」と一緒に何かがあったことが示され、
my family…
で、それが「家族」であることが分かる。
そして最後に
yesterday…
と時間が前日であったことを伝える。

 

 

 

情報を出す順番

 

英語を感覚で理解するためには、この情報を出す順番 が、非常に大事になってくる。
英語を英語の語順のままに理解できれば、

まるで劇画を見ているように、ダイナミックな動き感じることができるのだ。

 

 

 

日本語の情報の出し方では
「私は彼の鼻を殴った。」
最初に「私」「彼」「鼻」といったモノを並べる。

 

 

 

それらのモノの関係を、助詞の力を借りながら次第に明らかにしていき、

最後に動詞で結論付けるというのが日本語の流れだ。
日本語と英語を比べてみよう。
<日本語での情報の流れ>

 

 

「私」という主語が、「彼」に所属する「鼻」を対象にして、「殴る」という行為をした。

 

 

私は 彼の 鼻を 殴った。
<英語での情報の流れ>

 

 

 

「私」という主語が「殴る」という行為をし、「彼」という対象に当たり、具体的な場所が「鼻」。

 

 

I punched him in the nose.

 
ディズニーランドの例でも日本語と英語を比べてみましょう。

 
「私は昨日、家族とディズニーランドに行った。」

 

 

I went to Disneyland with my family yesterday.

 

 

 

<日本語での情報の流れ>
「私」という主語が「昨日」というタイミングで「家族」と一緒に「ディズニーランド」という対象に「行く」という行為をした
私は 昨日 家族と ディズニーランドに 行った。
<英語での情報の流れ>
「私」という主語が「行く」という行為をし、

その行き先が「ディズニーランド」で、一緒に「家族」がいて、「昨日」というタイミングだった
I went to Disneyland with my family yesterday.
b5

 

____________

 

以上、動詞に宿るダイナミックな英語感覚を説明するために、

2つの用例をだしたが、いかがだっただろうか。

 

 

英語の場合、動詞には文の骨格を決める重要な役割があるため、

同士に内在する言語感覚を感じることは、非常に重要である。

 

 

社会人向け英語学習では、是非、動詞の存在感を存分に感じながら、

英文を読む習慣をつけてほしい。

 

 

 

 

 

 

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