英会話初心者がリスニングスキルを上げる最適な3つのアプローチ

英会話の勉強をしている人に悩みをきくと、

「話すことはなんとかできるが、相手のセリフを聞いて理解することが難しい」と答える人が圧倒的に多い。

 

 

ビジネスの現場では、電話やテレビ会議でのやりとり、

旅行先ではホテルや空港のカウンターでのやりとり。

 

 

大概、相手はこちらが日本人であることお構いなしにガンガン話してくる。

 

 

このようなやりとりでスムーズに言葉のキャッチボールを進めるには

投げることもさることながら、自分のところにきたボールをきちんと受け止める力が大切になっくる。

 

 

そこで、本日はリスニングスキルを無理なく自然と上げていくアプローチについてみていこうと思う。

 

 

リスニング克服への2つの対応

 

リスニングスキルを鍛える教材は今の日本に山ほどあるが、

リスニングスキルを鍛えるためのアプローチは基本的には1つしか無い。

 

 

要するに、ウネリへの対応スピードへの対応だ。

 

 

日本人にとって、英語の聞き取りが難しいと感じられる一番の原因がこの2つだ。

 

 

日本語にはない英語独特のウネリとそのウネリ故に速く聞こえてしまうスピード。

 

 

この2つに対応する術を身に付けることができれば、リスニングで悩むことはほとんどなくなる。

 

 

むしろもっと英語が聞きたくてウズウズしてくるはずだ。

 

 

この2つの壁を乗り越えたのに、聞き取りがうまくいかないという場合は、

語彙力や文法力など、リスニング以前のどこかに問題があるためだと考えられる。

 

 

それが特定できれば、それを地道に磨いていけばいいだけの話だ。

 

 

ディクテーションの威力

 

さてリスニング力アップに向けて、基本的なアプローチがわかったところで、

具体的な練習方法はどうすればいいのか。

 

 

ウネリへの対応とスピードへの対応。

 

当ブログでは再三述べているが、

これらの対応を同時に実施できる方法がディクテーションだ。

 

 

ディクテーションを正しい方法で粘り強く繰り返しやっていけば、

確実にリスニングスキルが上昇していく。

 

 

そして、本物のリスニング力を手にすることができるはずだ。

 

 

ちなみに、ディクテーションの正しいやり方については、この過去記事を参照してほしい。

 

リスニングスキルを確実にアップさせるための正しいディクテーションの3条件

 

 

以下本稿では、上に述べたリスニングスキルを上げる基本的アプローチ】を効率よく実践していける一つの教材を紹介したい。

 

続きを読む…

ツイートツイート

【30日間英語脳育成プログラム】を使って英語脳を確実に育成する方法

英語脳・・・つまり英語で自在にインプット・アウトプットすることができる能力を持った脳。

 

 

本日は、英会話教材で有名な【30日間英語脳育成プログラム】を使うときに注意すべきポイントについて

私の考えを紹介する。

 

 

 30日間英語脳育成プログラムの本質

 

 

この英語学習用の教材は、使い方次第で強力なツールになる。

 

 

ただ、使い方を間違えると、ただの英文パッセージ集となってしまう。

 

 

 

この教材の本質は、そのパッセージの使い方と使う手順をパッケージ化しているところにある。

 

 

つまり、パッセージそのものに価値があるのではなく、

パッセージの使い方に独自のノウハウが凝縮されており、

そのノウハウをパターン化してわかりやすい形で利用者に還元してくれる。

 

 

一つのパッセージをあの手この手で転がして、

結果的に学習者の英語力が総合的にアップするように

ナビゲートしてくれるところに教材の価値があるのだと思う。

 

 

30日間英語脳育成プログラムが提供するノウハウは、

 

当ブログで掲げている

 

 

   英語感覚

 

 

   インプットとアウトプットのバランス

 

 

   音と意味と文字のつながり

 

 

   英文組み立て

 

 

   納得する英語

 

 

といったコンセプトと重なる部分が多く、

時間の限られた会社員受験英語を卒業し、しばらくたってから英語をやり直そうとする方にとって、

非常に有用な価値を提供していると思う。

 

 

ただ、そのノウハウを100%吸収し、立派な英語脳を育成するためには、

教材の使用にあたり、何点か気をつけるべき点もある。

 

 

 

以下、当ブログのコンセプトを踏まえて、

30日間英語脳育成プログラムを使い倒すために必要な2つの重要事項について説明していく。

 

 

 

 

30日間英語脳育成プログラムの活用のポイント

 

 

 

まず、公式の利用手順は、

一つのパッセージに対して、

 


30日間英語脳育成手順
 

となっている。

 

 

教材の中には、計30個のパッセージが収録されているが、

 

それぞれのパッセージに対して、上の手順を踏んで、

コンテンツを消化していくという仕組みだ。

 

 

この流れの中でポイントとなるのは、2番めのディクテーション7番目の音読である。

 

 

 

その2点にフォーカスしながら、実際の収録パッセージをベースに教材の活用の仕方を説明する。

 

パッセージの音声


 

 

テキスト

 

 


30日英語脳育成Pテキスト
 

 

 

 

ポイント1 ディクテーション

 

 

ディクテーションをする時は、とにかく聞いた音声の意味を考えないこと。

 

 

耳から入ってきたナマの音をそのまま文字に変換して書き取ること。

 

 

これが重要だ。

 

 

なぜなら、意味を考えてしまうと、

無意識のうちに自分の知っている単語や表現に置き換えてしまうからだ。

 

 

その結果、流れる音声を曲解してしまうおそれが出てくる。

 

 

 

例えば、こんな音声。

(コントローラーが現れない場合は、こちら

 

なんとなく知っている単語で置き換えてしまうと、

 

It’s called television.

 

になってしまう。

 

しかし、正解は、It’s called tunnel vision.

 

 

音を正確に文字に落としこむことができれば、この英語にたどり着くことができる。

 

 

 

繰り返すが、ディクテーションの目的は、

 

意味を考えずに音を正確に文字に落としこむこと。

 

そのための音声識別力をつけること。

 

 

これだ。

 

 

このへんのディクテーションのやり方については、この記事に解説した。

 

 

リスニングスキルを確実にアップさせるための正しいディクテーション3条件

 

 

また英語の文字に落とすことができなかったら、

カタカナで聞こえたとおりに書き留めておくと良い。

 

 

 

自分の弱点を見つけ出し、音声の識別力を強化する際の目安になる。

 

 

 

このパッセージでは、

 

 

why don’t we ~

 

 

hectic

 

がやや早く、うねりもあるため、聞き取りづらいかもしれない。

 

 

そんなときは、聞こえたとおりにカタカナで書き取っておこう。

 

 

 

ポイント2 音読

 

 

音読するときは、一文一文頭で英文を組み立てるつもりで読んでいく。

 

 

これがが一番重要だ。

 

 

「英文を組み立てる」と表現したが、さらにこの動作を細分化していくと、

 

 

①英文をじっくり眺める

 

 

②構文(動詞の後ろに何を撮るのか)を理解する

 

 

③テキストを見ながら、音読する

 

 

④顔を上に上げて、テキストから目を離す。(もしくは、テキストを閉じる)

 

 

⑤頭のなかで文を組み立てながら発声する。

 

 

実際に組み立てていく時の思考例

 

 

I’ll finish my work in 30 minutes.

 

(あと30分で仕事が終わるよ)
________________________________________________________

 

 

 


 “I’ll… 

 

えーと、次に来るのは「終わる」という動詞だな・・・

willという助動詞のあとなので、原型がくるはず・・・

ということは・・・

 

 

”…finish…”

 

 

 

finishの直後にくるのは・・・

「仕事」だから・・・

 

 

 

“…my work…”

 

 

 

その次に来るのは、

「30分で」という副詞句だから・・・

 

 

 

“…in 30 minutes.”

 


 

 

________________________________________________________

 

 

 

コツは「簡単過ぎる」と思わないことだ。

 

 

 

上の例文は、確かに構造のシンプルな英文だが、

この訓練の肝は組み立てるプロセスにある。

 

 

このプロセスに慣れることをまず優先してほしい。

そして、だんだん複雑な英文に取り組んでいけばいいのだ。

 

 

この訓練を通して、

英文を組み立てることのスピードと正確性を高めていけば、

必ず健全な英語脳が育成されていく。

 

 

 

逆にこのステップを飛ばしたり、いい加減にやると、

絶対話せるようにならない。

 

 

 

なぜなら、言いたいときに、言いたい表現を作るための英語脳が育っていないからだ。

 

 

 

そのへんの事情については、この記事を参照してほしい。

 

 暗記だけでは、英語が話せるようになれない3つの理由

 

 

 

 

 

上記の2つのポイントを特に意識しながら、30日間英語脳育成プログラムに取り組むことで、

確実に英語脳を手に入れることができる。

 

 

繰り返すが、当教材の最大の特徴は、

英語脳を育成するための具体的な手順と

その手順を実践していくための具体的な題材をセットで提供しているという点だ。

 

 

 

市販の参考書にありがちな、音読の重要性、ディクテーションの重要性などを語るだけ語って、

肝心の具体的なやり方が欠けているというお粗末なパターンではない。

 

 

 

なお、教材名には、30日という冠がついており、30通りのパッセージが収録されているが、

実際は、30日という期間にこだわる必要はない。

 

 

 

 

一つのパッセージに2,3日かかっても、全く問題ないだろう。

 

 

 

大事なことは、この教材の最大の売りである一つ一つの手順をしっかり踏んでいくこと。

 

 

 

英会話向上という観点からは、

幅広い社会人の方、会社員、主婦、ご年配の方、全ての方におすすめできる教材だ。

 

 

 

<当教材についてのより詳細な情報はこちら>


ツイートツイート

英会話学習のために海外ドラマを使い倒す7つの手順

 

 

海外で放映されているシリーズ物のドラマやシットコムは、

英語や英会話の学習の格好の材料となる。

 

 

私自身、海外ドラマを使って、英語力を磨いてきた一人だが、

本日は、その経験をもとに英会話力を引き上げる海外ドラマの活用例を7つの手順に沿って説明する。

 

 

手順その1 あるシーンを何回か繰り返して聞く

 

 

早速だが、以下の動画を見てほしい。

 

 

ある海外ドラマのワンシーンだ。


 

 

最も有名な海外ドラマの一つといってもよい“Friends”のシーズン1の最初のシーンだ。

 

 

OPを除くと、30秒ほどの間に、13個の英文が話されている。

 

 

ここでまずやるべきことは、シーンを適当に区切って、何回かそのシーンを聞いてみること。

 

 

最初のうちは、20秒~30秒程度の短いシーンにしておいたほうがよい。

 

 

 

何回か聞いていると、意味が取れるところ取れないところに別れるはずだ。

 

 

 

大雑把に意味の取れるところと取れないところに分けることがこの手順の目的となる。

 

 

なお、この段階では、意味に対する先入観を入れないために、字幕は切っておいたほうがよい。

 

 

手順その2 聞いた音声をディクテーションする。

 

 

今度は聞き流すのではなく、

耳から入ってきた音声を一文一文、紙に書き取る。

 

 

紙に書き取ることで、耳で聞いて意味を掴んだつもりだった音でも、

実は正確に聞き取れていなかったということが、客観的に理解できる。

 

 

 

ドラマの映像を見ているため、何を言っているのか、

おおよその予想がついてしまうところがミソである。

 

 

 

ディクテーションをすることで、どの辺が正確に聞き取れていなかったのかが、明確になる。

 

 

従って、ディクテーションをするときに一番気をつけないといけないことは、

聞いた音声の意味を考えないこと。

 

 

 

映像等に惑わされて、勝手に意味を類推しないこと。

 

 

意味を考える前に、聞いた音を正確に文字に落としこむこと。

 

 

これが、ディクテーションの肝となる。

 

詳しくは、こちらの記事を参考にしてほしい。

 

リスニングスキルを確実に上達させるディクテーション3条件

 

 

何回も聞いて、どうしても文字にできないところ文字に落とせるところ、

この2つを自分の中で浮き彫りにする。

 

 

 

ここまでやったら、次のステップにいく。

 

 

手順その3 トランスクリプトで英文を確認する。

 

 

書き取った文字列とトランスクリプトとを照らしあわせて、

正確に聞き取れているところ聴き取りが雑なところを調べる。

 

 

正確に聞き取れていないところがあったら、その理由を分析する。

 

 

 

音自体の識別が甘かったのか

 

 

スピードについていけなかったのか

 

 

音の強弱にやられたのか

 

 

前後の文脈から勝手に意味を類推してしまったからか

 

 

 

何かしら理由があるはずだ。

 

 

 

分析結果は、今後のリスニングの学習に活かす。

 

 

手順その4 英文の構造と意味を理解する。

 

英語脳

このステップは、必要に応じて、辞書や英文法の参考書を見る。

 

時間をかけずに、首尾よく乗り越えよう。

 

本日掲載したFriendsのシーンについては、以下のページで簡単な解説をしているので、

必要ならば、参照してほしい。

 

Friendsシーズン1の冒頭解説

 

 

 

手順その5 再度そのシーンを聞く。

 

 

英文の構造と意味を理解したら、

もう一度通して、そのシーンを聞く。

 

 

最初に聞いた時に比べると、格段に聞きやすくなっているはずだ。

 

 

聞きながら、手順2で間違えた部分や自分の弱点と感じる部分を特に意識しながら、

何がいけなかったのかを改めて考えなおしてほしい。

 

 

この手順について、注意する点は、

 

 

トランスクリプトを見ないこと

 

 

このステップは、手順3で、文字に関連付けた音を今度は、意味につなげる訓練なので、

トランスクリプトを見たら、その意義が薄れてしまう。

 

 

音を文字とセットで脳裡に焼き付けながら、

それぞれのセットがもつ意味に紐付けていく。

 

 

そんなイメージだ。

 

 

 

 

手順その6 一文一文音読する。

 

 

次に、トランスクリプトをみながら、

一文一文音読していく。

 

 

音読と言っても、ただ読み上げるだけではない。

 

 

英文を頭の中で組み立てていくイメージで、読み上げていかなくてはならない。

 

 

 

先ほど、トランスクリプトを見ながらといったが、

見るのは最初の一回だけで、一文ごとにトランスクリプトを見ないで、丁寧に組み上げていく。

 

 

このステップは、英会話力を引き上げる上で最重要なパートなので、

じっくり時間をかけて取り組んでほしい。

 

組み立てるときの思考例については、次の記事で詳しく説明した。

 

 

暗記だけでは英語を話せるようにならない3つの理由

 

 

 

手順その7 映像を見て、登場人物を真似る。

 

 

最後に、リスニングとスピーキングを合成した訓練にとりかかる。

 

 

つまり、映像を見て、音声を聞きながら、聞いたとおりにその音声を真似ていく。

 

 

 

真似る際に注意する点としては、

その音声のイントネーションやリズム、スピードまでそっくり徹底的に真似ていくということだ。

 

 

この時、前の手順でやった【英文組み立て】の思考も忘れずに実施していく。

 

 

 

音声の難易度にもよるが、

最初は、一文単位で区切って、一つ一つ丁寧に攻略していったほうがいい。

 

 

 

一つの英文を頭の中で転がして、自分の脳内に根付かせる感じでやればいい。

 

 

何十分かかってもいいので、何回も何回も転がして、転がし続ける。

 

 

 

セリフが口に馴染むまで、再生できるようになったら、次のセリフに移る。

 

 

この作業をひたすら繰り返す。

 

 

ちなみに、流れる音声の後を付いていくように発音する【シャドウイング】という手法もあるが、

この訓練の難易度が相当高い。

 

 

 

こと海外ドラマなどのジャンルでは、ほぼ不可能だろう。

 

 

シャドウイングの正しいやり方については、以下の参考書が詳しい。

 

 

究極の英語学習システムKHシステム

 

 

 

最後に海外ドラマを使う最大のメリットについて、補足しておく。

 

シットコムなどの海外ドラマは、日常のシーンを舞台にしているため、

登場人物に自分を投影しやすい。

 

 

普段の自分の生活に当てはめて、その人物の気持ちになることが容易だということだ。

 

 

従って、手順7の「真似る」ステップでも、

比較的容易くその登場人物になりきって、真似ていくことできる。

 

 

 

とりわけ好きなキャストがいる場合は、単純に楽しみながら、その人物になりきることができる。

 

 

 

ジェスチャーなどもすべて真似るつもりで取り組んでいくと、

英語を自在に話している自分をリアルに想像することができる。
英語脳

英語を話している自分を想像することで、

脳が【英語脳】に変わっていくスピードが加速していく。

 

 

 

これが海外ドラマを使用する最大のメリットだと思う。

 

 

 

 

 

 

今回は、Friendsという比較的メジャーな題材を例に取り上げたが、

要は、あなたが見ていて楽しいと感じるものであれば、なんでも効果はあると思う。

 

 

 

ただ、トランスクリプトを入手可能ものであることが必須条件だ。

 

 

Friendsのトランスクリプトは、インターネット上で簡単に入手できるため、その意味でもオススメだ。

 

 

 

 

 

ツイートツイート

リスニングスキルを確実にアップさせるための正しいディクテーション3条件

 

英会話の双璧を成すスピーキングリスニング

あなたは、どちらを得意とするだろうか。

 

 

 

 

一般的にスピーキングという声が多いと思うが、

私の周りを聞いても、案の定、リスニングを苦手とする人が圧倒的に多い。

 

 

日本語にはない、あの英語独特の「スピード感」についていけなくて、困っている人が多いようだ。

 

 

「スピード感」と一言で表現してしまったが、

英語が速いと感じてしまう背景を突き詰めて考えていくと、

日本人にとって、宿命的とも言える2つの事情が見えてくる。

 

 

すなわち、

 

 

一、英語の言語としての性質

 

 

 

一、英語は、話してナンボの言語

 

 

英語の言語としての特質

 

 

 

英語は、 強勢拍言語といって、

意味のまとまりごとに一つの音節(アクセント)を置く。

 

 

 

以下の2つの文章は、互いに異なる単語数だが、話す時間は同じである。

 

 

The birds will eat the worms.

 
Birds eat worms.

 
一方、日本語の場合は、各音節一つ一つに同じ時間をかける音節拍言語という性質のため、

文字数が倍になれば、かける時間も倍になる。

 

 

上の例を日本語に訳すと、

 

 

そのとりたちはそのむしたちをたべるだろう (20文字)

 

 

 

とりはむしをたべる (9文字)

 

 

 

日本人ならお分かりいただけると思うが、文字数に倍以上の開きあるので、話す時間も倍以上かかる。

 

 

 

英語と日本語、この2つの言語には以上のような生来的な違いがあるため、

日本語を母国語とする日本人にとっては、英語がどうしても早く聞こえてしまうのだ。

 

 

 

英語は、話してナンボの言語

 

 

 

こちらの事情は、英語そのものに起因するというより

英語圏の文化から生まれた要因だ。

 

 

日本語文化では、行間を読む、空気を読むといった風習や行動習慣が少なからず定着しているが、

英語には、基本的にそのようなモノはない。

 

 

黙っていたら、怪しまれて、相手にされないだけだ。

 

 

とにかく自分が言いたいことを言って、相手が言っていることを聞いて、

言葉をやりとりしていかなくちゃいけない。

 

 

 

話されている英語についていけず、まごまごしていると、

怒涛の言葉攻め」を食らうはめになる。

 

 

 

洋画や欧米のニュースなどを見ていたら、

この「言葉攻め」のニュアンスがなんとなくわかるはずだ。

 

________________

 

 

日本人が英語の聴き取りを苦手とする背景には、

以上の2つの要因が大きいと考えているがいかがだろうか。

 

 

どちらも、日本人にとっては避けては通れない壁である。

 

 

対応策

 

 

そこで、我々日本人が取るべき対策として、

私が勧める手段を紹介する。

 

 

まず、2点目の文化に帰属する原因については、

とにかく積極的に「意思表示」していくしかない。

 

 

英語でのディスカッションについていけるように、

なんでもいいから、とにかく反応することが打開策となる。

 

 

この場合、必ずしも言葉に頼る必要はない。

 

 

 

そして、本稿のメインとなる1点目の言語の性質からくる障害への対応策を紹介したい。

 

 

 

先ほど、強勢拍言語の説明のために2つの英文を提示したが、

実は、強勢拍言語だからという理由で、話すスピードが変化するわけではない。

 

 

 

日本人にとって、速く聞こえてしまう原因の本当の正体は、

英文のもつ「ウネリ」にある。

 

 

 

ウネリ、すなわち「リズム」のことだ。

 

 

リズムを敢えて図にしてみると、

 

 

英文 リズム

 

 

 

英文リズム

 

 

 

このウネリによって、産み出される音の強弱、長短、高低というリズムの影響で、

どうしても聴き取りにくい部分が出てきてしまう。

 

 

 

この聴き取りにくい部分を、いかにして汲み取っていくか

 

 

 

ここがポイントだ。

 

 

汲み取り方の具体的方法として、

 

 

 

量をこなしていく、つまり多聴することで、

英文のウネリとリズムにカラダで慣れていくというアプローチ

 

 

 

 

音声識別力をつけるために聴き取りの質に拘っていくというアプローチ

 

 

の2つがある。

 

 

以下では、後者のアプローチにフォーカスして、

その最たる訓練法であるディクテーションの正しい実施方法を解説する。

 

 

 

もっとも効果を発揮するディクテーションの3条件

 

 

 

ディクテーションは、英和辞典を引いても、「書き取り」とだけしか載っていないが、

ただ漫然と聴いた音声を書き取っていくだけでは、その恩恵は十分に得られない。

 

 

 

外してはいけない条件が3つある。

 

 

 

一、意味は考えない

 

 

聴いた音を正確に文字に落とし込むため、聴いた音の意味を考えないようにしよう。

 

 

なぜなら、意味を考えてしまうと、先入観のために曲解してしまう恐れが出てくるからだ。

 

 

人である以上、どうしても知っている単語と結びつけて考えてしまうものだ。

 

 

しかし、これをやってしまうと、間違った単語と紐づけてしまうリスクが生じる。

 

 

そのリスクを極力押さえるため、

正確な単語と紐づける努力をするのでなく、

聴いた音の意味を考えない努力をするべきだ。

 

 

だから、まず音を文字に落とし込む訓練が有効なのだ。

 

 

正確に落とし込むスキルが十分ついた段階で、

音を直接、意味に結びつける回路を開通しよう。

 

ディクテーション

 

たとえば、下の音声を聞いてみてほしい。

 

 

 

音声

 

意味を考えてしまうと、間違う恐れが高くなるので注意だ。

 

 

正解は、本稿の最後尾を参照してほしい。

 

 

 

一、どうしても文字に落とし込めない部分はカタカナでかいておく。

 

 

自分が納得するまでテキストを見ずに、何回も聴くことをお勧めする。

 

 

こうすることで自分の弱点となる音声が浮き彫りになる。

 

 

テキストを見てしまうと、耳への集中が甘くなり、

自分の弱点が把握できない。

 

 

例えば、夫が新聞を読みながら、同時に妻の話を真剣に聞く、

なんてことはあり得ないだろう。せいぜい「うん、うん」と空返事しながら聞くのが関の山だ。

 

 

 

ディクテーションの時は、とにかく感覚を研ぎ澄まして、

耳に意識を持っていくようにし、場合によっては、目を閉じてしまってもよいだろう。

 

 

トランスクリプトで毎回確認する

 

 

書き留めた英文を放置せずに、

毎回、トランスクリプトで確認するようにしよう。

 

 

自分の理解がどの程度正確だったかを掴むことができる。

 

 

そして、トランスクリプトを確保していない状態で、

ディクテーションをやるのは、控えるようにしよう。

 

 

貴重な時間が無駄になるおそれがある。

 

 

トランスクリプトで確認し、聴き取れない部分が明確になったら、

その部分の仕組みを、発音記号と紐づけながら、理解していくと良い。

 

 

これは、同時に美しい発音を手にする訓練にもつながる。

 

_________

 

本稿では、リスニングスキルをアップさせる方法の一つとして、

ディクテーションの基本を解説した。

 

 

ディクテーションの題材で困ったら、下記のサイトを参考にするとよいだろう。

 

 

 

リスニングプラザ

→ http://www.listening-plaza.com/

 

 

 

かなり骨太なサイトで、ディクテ用の題材が難易度別に入手できる。

 
続きを読む…

ツイートツイート
 

管理人

ナビゲーター

英語迷路ナビゲーター

高橋陽生

"Make your life

more challenging

with English!!"

詳しいプロフィール

__________________

貴ブログも訪問させてください!

いつも応援の一票ありがとうございます。

 
英会話 ブログランキングへ

カテゴリ一覧

最新記事

人気記事一覧
 

オリジナル特典付

イチオシ英会話教材

 

確実な方法で自在に英語でインプット、アウトプットをするスキルを身に付ける独学英会話教材の最高峰

30日間

英語脳育成プログラム

詳細レビューはこちら

 

英語音声の識別力を無理やり引っ張り上げる日本人学習者向けのリスニング教材

リスニングパワー

詳細レビューはこちら

 UDA式 30音英語リズムの詳細

英文独特のリズムに慣れることで、驚くほど英会話スキルが上達する。

UDA式30音英語リズム

詳細レビューはこちら


更新情報を受け取る

  Twitterボタン

更新記事の内容を

メールでお伝えします。

ハンドルネーム 
メールアドレス 

ブログでは言えないこともお話します!

英語学習に役立つサイト

サイト内検索

英語名言集

タグクラウド

ページの先頭へ

1年ごとの課税