海外ドラマから掴め!未来をあらわす表現の3つのイメージ


時制を正しく使い分けることができれば、英会話のレベルが一つ上がる。

 

 

逆に時制を取り違えると、伝えたいメッセージがうまく伝わらず、

ぎこちないコミュニケーションになってしまうかもしれない。

 

 

たとえば、日本語の

 

 

ベトナムに行くつもりだ

 

 

 

 

ベトナムに行った。

 

 

では、意味合いがまるで異なる。

 

 

もちろん、話の流れなどで言わんとしていることが

通じることもあるだろう。

 

 

ただ、スムーズで楽しいコミュニケーションを進めていくためには、

多少なりとも過去、未来、現在などの時制を使い分けていく必要性はあるだろう。

 

 

 

まずは、この意識をしっかり持つことが大切だ。

 

 

 

英語における時制の文法ルールは複雑な印象があり、

苦手としている方も多くいるのではないだろうか。

 

 

そして、その複雑なルールをナマの英会話で瞬時に使い分けていくことは

非常にハードルが高いと感じている方もいるだろう。

 

 

そこで今回は、

学生のときに勉強した細かい文法ルールからではなく

海外ドラマのワンシーンを題材にして

個々の時制が持つ意味やイメージから直接理解していくという

訓練法を紹介したい。

 

 

未来を表す表現

 

 

例えば未来を表す表現には次の3通りがある。

 

will

 

be going to

 

be   -ing

 

 

同じ未来を表す表現でも

それぞれの表現がもつイメージや意味は異なる。

 

 

異なるからこそ、表現方法が違うのだ。

 

 

 

以下、順に解説していく。

 

 

will

 

 

willは、学校で「未来の助動詞」と習うが、それは間違いだ。

 

 

willの本来の意味は、【推測】【意志】を表すのであって、

それが未来の事態を表すのに都合よく使われるだけなのだ。

 

 

我々にとって未来とは、「~となるだろう」という【推測】

または「~するぞ」という【意志】の対象となるはずだ。

 

【推測】

 

 

She will be a good mother.

(彼女はよい母親になるだろう)

 

 

【意志】

 

 

Oh, I just realized I have no money.  Don’t worry. I‘ll lend you some.

(げ。お金もってないよ。 大丈夫。いくらか貸してあげるよ)

 

 

 

さて、海外ドラマでwillの具体的な使い方をみておこう。

 


 

 

最後の方で男性が怒りながらwillを使っている。

 

I will not be bullied by this nut!

こんなモグリのたわごと、聞いてられるか!

 

 

このwillには、話し手の強い【意志】がこもっている。

 

 

 

be going to

 

 

go to (~へ向かう)の進行形だから、

つまり出来事はすでにto以下の帰結に向かって進んでいるということだ。

 

 

willが単に【推測】するのに対して、

be going toはすでに状況が動き出している。【原因・予兆】

 

 

It will rain tomorrow.

(明日、雨が降るだろう)

 

 

 

It‘s going to rain.

(雨が振りそうだ)  ⇒ すでに雲が集まり、これから雨になることが予見されるということ。

 

 

また、be going to は【意図】を表すこともできる。

 

 

I’m going to marry her.

(結婚するつもりだ)

 

 

すでに決断がなされ、marry herに向かって進んでいる最中ということだ。

 

 

【意志】を表すwillと紛らわしいが、

willの場合は、その場で決断が行われているため、

be going to は使えない。

 

 

Oh, I just realized I have no money.  Don’t worry. I‘ll lend you some.

 

 

「お金がない」という状況に対して、

「お金を貸す」という決断が行われているからwillがふさわしい。

 

 


 

最後の方で女性が立ちながら、be going to を3回連発している。

 

 

And you are going to sit right there,

 

 

I am going to call my therapist,

 

 

and we’re all going to talk about this.

 

 

 

いずれも話し手の【意図】を表れているのを感じてほしい。

 

 

be  -ing

 

 

進行形も未来を表すことができる。

 

 

I’m playing golf (now).

 

 

I’m playing golf at 3:00.

 

 

 

上の二文は両方共進行形だが、

単に「現在している」のか「3時にはしている」のかという違いだけである。

 

 

 

進行形に未来を表す特殊用法があるというわけではない。

 

 

ある時点を念頭においてそこでの行動を述べる場合、

進行形を使う場合がある。【予定・計画】

 

 

 

この場合、「3時」というように具体的時点が明らかにされるか

文脈により強く示唆される。

 


 

冒頭の方で女性がドアから出てきて

 

I’m leaving.

 

と話している。

 

 

少し掴みにくいかもしれないが、

もう帰りますという話し手の【予定】を表している。

 

 

具体的な時点が出てないのは、

状況により明らかだからだ。

 

 

 

 

 

以上、3つの未来を表す英語表現をみてきたが、

いずれの表現も個々の意味やイメージを内包しているため

その意味やイメージを理解しておけば、

細かい文法ルールを覚える必要はないのだ。

 

 

これらの表現に出会ったら、

どうしてここではこの単語が使われているんだろう?

と丁寧に一つ一つ考えていくことで着実にあなたの理解力が向上していくはずだ。

 

 

 

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