オールマイティ単語”going” を活用し、英会話力を更に一段高いレベルへ

 

 

going は、be going to という形で、未来のことを言う時によく使われる。

 

英語の授業では、willとイコールで結ばれしまうこともあったが、

言葉が違う以上、もちろん意味も違う。

 

___________

言葉をイコールで結ぶ覚え方の弊害については、以下の記事で説明済

生き生きとした言語感覚を一瞬で殺してしまう殺”言”犯になってはいないか

__________

 

 

本記事では、going の万能性を説明した上で、

その実際の使用例について、分析してみたい。

 

 

未来形 ”be going to”の使い方

 

 

 

学校で習った英文法では、未来のことをいうとき、次の3通りがあったかと思う。

 

will

 

be going to

 

進行形

 

 

同じ未来形を表す表現であっても、それぞれ固有の意味を持っている。

 

 

この3者間の使い分けについては、細かい説明を割愛するが、

結論だけいうと

 

 

1. まだ決まっていないこと    ⇒    will もしくはbe going to

 

2. 今決めたこと    ⇒    will もしくはbe going to

 

3. すでに決まっていること   ⇒   進行形もしくはbe going to

 

 

となる。

 

 

上の結論から
【すでに決まっている事に対してwillは使えない。】

 

ということが言える。

 

 

例えば、イギリスに留学していて、今年の夏に帰ることが決まっていたとする。

 

☓ I will go back Japan this summer.

○ I am going back Japan this summer.

○ I am going to go back Japan this summer.

この場合、未来のことだが、willを使うことはできない。

進行形またはbe going to を使う必要がある。

 

 

 

 

 

 

さらに進行形は、【近い未来の予定】を表すと学校で習うが、

これは実は間違いである。

 

 

 

近かろうが、遠かろうが、既に決まっていることに対しては、

進行形を使う。

 

 

しかしながら、【まだ決まっていない事に対して、進行形は使えない】

 

 

ややこしいかもしれないが、簡単にまとめると、

 

 

【will と進行形は使えるときと使えないときがある】

 

と覚えておけばよい。

 

 

未来のことを言う時は、オールマイティなbe going to を使っておけば、間違いはない。

 

 

be going toはいつでも使える唯一の未来形だ。
私自身、未来のことを言う時は、

be going to を使うようにしている。

 

 

ただし、注意点がある。

 

 

未来のことをいう場合は、be going toで統一してしまったとしても、

上で示した未来形の3通りの表現の基本的な違いは頭に入れておいたほうがよい。

 

 

基本を押さえたうえで、一番便利なbe going to を使うという姿勢でいないと

willや進行形の持つニュアンスを次第に忘れてしまい、

リーディングやリスニングなどのインプット時に、

それらの持つ英語感覚を味わうことができなくなってしまう。

 

その結果、あなた自身の英語感覚が育たなくなってしまい兼ねない。

 

 

going  ⇒ gonna (がな)

 

実は、

未来を表す表現 be going toは、そのままではあまり使われない。

 

 

実際の会話ではbe gonna (がな)に形を変えたうえで幅広く使われる。

 

 

海外ドラマのフレンズでは、シーズン1の全24エピソードで

229回be gonnaという形が登場している。

 

対して、be going to は、32回しか使われていない。

 

 

 

gonnaは、学校では習わない単語であるが、

だからといって、若者が使うスラング(俗語)ではない。

 

 

gonnaは、元々英国で使われていた言葉で、

老若男女の幅広い人に使われている。

 

 

もちろん、公式の場でも使われる。

 

 

私自身、イギリスに留学していた時も、

クラスのチューターが頻繁に使っていたのを覚えている。

 

 

話し言葉(口語)であるので、

エッセーや論文ではbe going to を使用すべきだと思うが、

実際の会話では、どんどんgonnaを使っていくべきだろう。

 

 

そうしないと、gonnaの含まれる英語を聞いた時に

そのgonnaを感覚的に理解しにくくなってしまう。

 

 

実際、フレンズの例を見ても分かる通り、

going よりgonnaを使うことのほうが一般的なのだから、

是非、積極的にgonnaを使ってみることをお勧めする。

 

 

 

下の動画は、海外ドラマの作中で実際にgonnaが使われている様子をまとめたものである。

 

 


 

 

scriptは以下のとおり。

____________________________

 

Friends Season 1  Episode 1より

 

All rightyou ready?

 

I don’t think so.

 

C’mon, cut. Cut, cut, cut,…

 

Cut, cut, cut, cut, cut, cut, cut…

 

Cut, cut, cut, cut, cut, cut, cut..

 

Welcome to the real world! It sucks. You’re gonna love it!

___________________________

 

Ally McBeal Third Season  第1話より

 

 

Ally, hi. Listen, I’m having a small dinner party next week.

 

I wasn’t planning to invite you, but if your feelings are gonna be hurt, I suppose I could make room

 

Thank you, Ling, for being so concerned about my feelings.

___________________________

 

非常に早いため、聞き逃してしまうかもしれない。

 

 

しかし、頻出単語であるので、

シャドーイングリテンションなどの訓練のときにでも

gonnaを無意識のレベルで使いこなせるようになるまで

何回も何回も繰り返し、頭に刷り込んでほしい。
____________

海外ドラマを使用した英会話勉強の方法については、以下の記事を参照。

英会話学習のために海外ドラマを使い倒す7つの手順

____________

 

刷り込み方のポイントとしては、

【主語とgonnaをセットで覚える】とよい。

 

 

英語のリズムによると、

英語は立ち上がりの部分(主語、動詞)のスピードが速く発音される傾向にある。

 

 

従って、主語とgonnaをワンセットの音声として刷り込むことで

その英語のスピードに適応しやすくなる。

 

 

例えば

I am gonna (あむがな)

Are you gonna (あゆがな)

He is gonna(ひずがな)

She is gonna(しずがな)

it’s gonna be(いつがなびー)

などいろいろあるが、
まずは自分が未来のことを言いたいとき

→ I am gonna

(あむがな)

相手の未来を聞きたいとき

→ Are you gonna

(あゆがな)

この2つを使いこなせるようになろう。

あむがな、あゆがな

後ろは【動詞の原形~】をつけるだけだ。
あむがな get up

 

あむがな  walk to work

 

あむがな send a mail

 

あゆがな be in the office tomorrow?

 

あゆがな meet friends

 

 

 

こんな感じだ。

 

 

 

 

未来を表す万能選手goingの使用例について、見てきた。

 

 

あなたの英会話でも、積極的に取り入れて、楽しいフリートークに役立ててほしい。

 

 

 

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あいまい単語ナンバーワン”as”の真髄を掴み取るための6の用例

 

私は何人かの方から「as が良く分かりません」という質問を頂くことがあるが、

確かにこれは非常に取っ付きにくい単語だ。

 

 

辞書を引くと、例えば以下のように、訳語が載っている。

 

・ ~のように

 

 

・ ~の時に

 

 

・ ~として

 

 

・ ~につれて

 

 

・ ~だけれども

 

 

・ ~したままで

 

 

・ ~になって

 

 

もう、これだけで拒否反応が出てしまう方もいるかもしれない。

 

 

だが、拒否反応が出ても、それで良いのだ。

 

 

むしろ、こんな訳語の暗記は拒否してしまうことが

健全な英語感覚を身につけるためには必要だといえる。

 

 

こちらの記事では、意味を掴むために訳語を参考にすべきと書いたが、

ことasに限っては、訳語を覚えることは、有害にさえなりうる。

 

 

というのも、asの本質は、一つに集約されるので、

その本質を掴んでおけば、どの訳語を当てはめればいいのか迷わなくて済むからだ。

 

 

 

as の意味

 

 

 

実際のところ、as は言葉を並べる「手伝い」をする程度の役割しか持っていない。

 

 

 

as と いうのは、「同時である」とか「一緒である」ことを示して、

言葉を結びつけているだけなのだ。

 

 

 

そこに、どういう意味を見いだすかは、

読み手である人間が勝手にやっているだけであり、as という言葉とは関係ない。

 

 

実例を見てみると、例えば、

 

 

 

 

Sam is as tall as John.   (サムはジョンと同じくらい背が高い。)

 

 

という文がある。

 

 

 

この文を省略しないで書いたとしたら

 

 

 

Sam is as tall as John is tall.

 

 

となる。つまり、

 

 

Sam is tall.
John is tall.

 

 

 

という2つの文を as が結びつけているのだ。その結果、「同じくらいだ」という意味になる。

 

 

他にも

 

 

 

as soon as possible  (できるだけ早く)

 

 

という表現も、「早い」と「できる」を結びつけている。

「早い」ことと「できる」ことを一緒に追求すると 「できるだけ早く」になる。

 

 

 

また as は「~として」とよく訳される。

 

 

例えば as a result で「結果として」だ。

 

 

The company went bankrupt as a result.   (結果として、その会社は倒産した。)

 

 

これは単に、「会社の倒産」と「結果」が一緒だということだ。

 

だから「会社の倒産」が「結果」である、という解釈ができるだけである。

 

 

 

as は非常に曖昧

 

 

as という言葉は非常に曖昧(あいまい)な単語だ。

 

あいまいということ自体が本質であり、厳密な意味を探してはダメなのだ。

 

 

厳密に考えてしまうと、as がわからなくなってしまう。

 

 

訳そうとしてしまうことにより、逆に as の感覚から外れてしまう。

 

 

先ほど列挙したように辞書を引くとたくさんの訳語が載っているが、

本当はas という単語は、「同時だ」「一緒だ」などと述べているだけなのだ。

 

 

asの用例

 

 

 

もう少し as の用例を見てみることにする。

 

 

I’m staying home as it is raining.

 

「家にいる」…「雨が降っている」

いかがだろうか。

 

 

as は、単に結び付けを行なっているだけである。

そして、あなたが勝手に「理由」という関係付けを行なっただけだ。

 
My wife often drinks beer as she cooks dinner.

 

 

「よくビールを飲む」…「料理をする」

 

 

「料理をしながら同時に」という意味合いだと自然に分かるはずだ。

 

 

 

As it grew darker, it became a lot colder.

 

 

「暗くなる」ことと「とても寒くなる」ことが同時だから、

「暗くなるにつれて」ということだ。

 

 

 

I hated vegetables as a child.

 

 

野菜が嫌いなことと子供が同じだから、

「子供の頃に野菜が嫌いだった」ということになる。

 

 

 

He did as I told him.

 

 

彼がしたことと私の言ったことが同じだから、

つまり「私が言ったとおりに行動した」とか「私の指示に従った」ということになる。

 

 

 

I really enjoyed it this morning as it was raining outside.

 

 

「今朝それを楽しんだ」…「外は雨」
外は雨だったけど楽しんだ、という逆接だろう。

 

 

以上、6つの用例を見てきたが、asの真髄が理解できただろうか。

 

 

最後に補足しておく。

 

 

as は並べているだけなので、例えば意味的に「理由」を示していたとしても、

その意味合いはあまり強くはない。(人が勝手に想像しているだけだから。)

 

 

例えば because のような単語なら、論理的な理由、つまり原因と結果がはっきりと表現される。

 

 

I don’t want to go to the zoo today because it is raining.

 

 

この場合には、雨が降っているので 行きたくない、という因果関係が明確になる。

 

 

しかし、as にはそういう明確さはない。

 

 

「理由」にも取れるけど、違う意味にも取れるかもしれない。

そんな曖昧(あいまい)さが残る単語がasなのだ。

 

 

全く同じ文章でも、文脈によって、取られ方が変わることもある。

 

 

最後の例文を再度ご覧いただきたい。

 

I really enjoyed it this morning as it was raining outside.

 

 

普通に考えると「外は雨だったが・・・」という逆接に取れそうだが、

時間的に「外で雨が降っている時に・・・」という解釈も可能でだろうし、

またもしかすると、雨が降っていたからこそ楽しめたという可能性もあるかもしれない。

 

 

 

そんな曖昧な感じでいいのだ。
そのまま、曖昧なままにしておくことが、英語感覚としては正しい。

 

 

 

b4

 

 

 

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there is 構文の本当の意図を理解するための英語の基本ルール

今回は英語の情報処理について知っておいて損はしないルールを一つ紹介する。

 

日本語と英語の情報処理の違いを理解する上で外すことのできないルールの一つに

 

 

【古い情報と新しい情報の区別】

 

がある。

 

結論から言うと

 

英語では新しい情報を後ろに持ってくる傾向がある。

 

 

たとえば、
「彼女は、髪が長い」

 

と言う日本語を英語に訳すとどうなるだろうか。

 

 

たいていの日本人は、

 

Her hair is long.

と訳してしまうのだが、

 

 

通常は、

 

She has long hair.

 

とhaveを使って表現するのが普通なのだ。

 

 

 

「彼女は髪が長い」と言いたいときには、

まず最初に女性のことが話題に上っているはずである。

 

 

 

そうでなければ、「彼女」という言い方はしない。
そして、それまでに髪の毛については話題に上っていない。
つまり、

 

b7_1
という風に、最初に古い情報が来て、

後から新しい情報が出てくるという順番になっている。
いきなり
Her hair is…
と言ってしまうと、ちょっと唐突な感じがしてしまう。
her hair を古い情報として扱っているような印象を与えてしまうからだ。

 

b7_2
仮に、その場がいろんな人の髪の話をしているという状況なのであれば、違和感はない。

 

 

例えば

 

Your hair is bueatiful, isn’t it?”

How about Jane?”

のような会話がなされていれば、

 

Her hair is long.

 

という表現を使っても、問題はない。
この場合には「長い」ということだけが新しい情報になるからだ。

 

 

以上、英語では新しい情報を後ろに持ってくる傾向があるというルールについて説明してみたが、

このルールを英会話で忠実に守ろうとしても、実際のところ、難しいだろう。

 

 

英会話では通じることが優先されるべきであり、ルールにこだわり過ぎた結果、

言葉のキャッチボールがうまくいかないなら、それは本末転倒というものだ。

 

 

 

では、このルールを知っておくことで、得することは何か?

 

 

 

あえて、本稿で説明した理由は、このルールを知っておくと、

ある文法項目を理解する上で役立つからだ。

 

 

there is 構文

 

 

there is 構文は、この情報の新旧のルールで説明がつく。

 

 

there is構文は「ある/いる」を意味するから、

「その犬は公園にいる」ということを言いたくて
There is the dog in the park.

という英文を作ってしまうのが日本人の典型的な間違いだ。
there is構文というのは、

 

 

新しい情報/事実などが「ある/いる」ことを伝える構文なのだ。
「その犬は公園にいる」という場合には、「その犬」というのは古い情報であり、

「公園にいる」ことが新しい情報だから、
The dog is in the park .

 

 

のように表現するのが普通である。
there is構文というのは、例えば「昔々あるところに少年がいました。」などのように、

人やモノが存在することを新しい情報として伝えるための方法なのだ。
「いる/ある」とだけ覚えていては、この文法項目を理解したことにはならない。
Once there was a boy .


新しい情報

 

 

この話に派生して、例えば英語では
To exercise is good.

という英文よりも
It is good to exercise.

という方が好まれる。
これは、以下のようにto以下が長くなった場合に特に顕著だ。
例えば「毎日2リットルの水を飲むのが良い。」と英語で言いたい場合に

 

To drink two liters of water every day is good.

という英作文をすると、十中八九、
It is good to drink two liters of water every day.

に直されるだろう。その理由として、例えば

 

 

「to drink two liters of water every day というのを文頭に持ってくると

『頭でっかち』になってしまって座りが良くないから後ろに持ってくるのだ。」といった説明がされることがある。

 

 

しかし実際のところは単に、新しい情報は後ろに持ってきているだけなのだ。
______________

 

 

英語は新しい情報を後ろに持ってくる傾向がある

 

 

このルールを知っているだけで、質の高いインプットが可能になる。

 

単に覚えるだけの学校英語を卒業し、

 

 

英文法ルールの本当の意図を一つ一つ納得しながら、進めていく英語学習。

 

 

これが社会人英語学習の基本だ。

 

 

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theの80%を理解し、使いこなすためのシンプルかつ便利な解釈の仕方

 

冠詞という品詞は日本語にはないからだろうか、

日本人の英語学習者にとってはなかなか掴みづらい鬼門として扱われることが多い。

 

 

 

言わずと知れた定冠詞”the”をウェブ上の英和辞典で引いた結果、

“the”には10の用法があるようだ。

 

 

b8_the

 

 

この10の用法を都度当てはめて英文解釈していくよりは、

theのコアを掴んだ上でそれを自分なりに応用して解釈していく。

 

 

その方が英会話などのアウトプットへの貢献度は何倍も高くなる。

それこそが受験英語を卒業した社会人が目指すべき英語習得の基本だ。

 

 

本稿では、定冠詞the をサクッと理解するためのコツを紹介する。

 

 

 

 <分かるでしょ?>

 

 

the の意味をひとことで言うと

 

 

 

「分かるでしょ?」

 

 

 

となる。
どういうことかと言うと、

相手の頭の中にあるものを指し示すのが “the”なのだ。

 

 

この<分かるでしょ?>には3種類ある。

 

 

 

 

<先ほど言ったので分かるでしょ?>

 

 

このtheは、すでに出てきた情報を指し示す場合に使われる。

 

 

以下の使い方が典型だ。

 

 

Once there was a boy.

 

The boy played in a park everyday.

 

 

 

最初、a boy は新しい情報だが、それ以降は古い情報になるのでthe boy と定冠詞のtheを使っている。

(heを使ったり、他の言い方ももちろんできる)

 

 

この情報の新旧に関する英語の基本ルールについては、

こちらの記事で解説しているので、参照いただきたい。

 

 

⇒ there is 構文の本当の意図を理解するための英語の基本ルール

 

 

 <状況から分かるでしょ?>

 

 

前もって、言及していなくても、状況から判断して分かるものには、

“the”を使って指し示す。

 

 

 

Where is the bathroom?  (お手洗いはどこですか?)

トイレというのは通常、建物やお店、フロアの中に1つだけ存在するものだ。
お金持ちの方のお宅にお邪魔することがあったら、
Where is a bathroom?

と聞くことにしよう。
バスルームが複数存在する場合には、

その中の1つを使えば良いわけだから、 a bathroomの方が安全だ。

 
Do not look into the sun.    (太陽を見つめていけない。)

 

 

 

ところで、sun という単語の本来の意味をご存知だろうか?
実は、「太陽」ではなく、「恒星」という意味なのだ。

 
地球にいて、「分かるでしょ?」と言われてピンと来る恒星といえば、

地球がその周りを回っている太陽しかない。

 
I want to fly to the moon someday.     (いつの日か月に行ってみたい。)

これも同様だ。

 
moon の本来の意味は「衛星」であり、

地球にいて、「分かるでしょ?」と言われてピンと来る衛星といえば、

地球の周りを回っている月しかないはずだ。

 
なお、例えば火星には衛星が2つ(フォボスとダイモス)あるが、

人類が火星上から
Hey, look at the moon! It’s beautiful.

 

 

などと言っても意味は通じないだろう。

 
Which moon?

と言われてしまう。

 

 

He thinks he is the smartest guy in the room.    (彼は部屋の中で自分が一番頭が良いと思っている。)

 

 

the が2つ出てくるが、「自分がいる部屋」も、

 

「そこで一番頭が良い人間」も、

どちらも何を指しているかが、【状況から考えて】分かるからthe を使っている。

 

 

<常識的に分かるでしょ?>

 

 

総称用法と呼ばれるtheの用法がある。

 
The cat can see in the dark.   (猫は暗闇でも見える。)

 
これは別に

 
Cats can see in the dark.

という言い方もできる(口語ではその方が普通)が、

the catという言い方をすることによって、「猫というものは~」という形で一般化することができる。

 
ここで the cat が意味しているものは、

「常識的に思い浮かべられる猫」なのだ。

 
聞き手の頭の中にある、常識的な「猫」を指しているのがこの the cat とうことだ。

 
Can you play the piano?   (ピアノが弾けますか?)

 

 
The rich are not always happy.   (お金持ちが常に幸せとは限らない。)

 
これらもピアノやお金持ちの人を常識から想像すればOKなのだ。

 

 

________________
さて、非常に簡単に済ませてしまったが、実はtheというのは以上の説明で80%以上カバーできる。

 

b8
ノンネイティブの日本人にとって、英会話で厳密に使い分けることは、

なかなか難しいだろうが、本日のルールはリーディングやリスニングなどのインプット時に意識してほしいポイントの一つだ。

 

 

良質なインプットは、

スピーキングやライティングなどのアウトプットに良い影響を与える。

 

 

 

本質を理解し、例文で応用していく。

 

 

その積み重ねが感覚レベルでの理解につながる。

 

 

感覚レベルで押さえておけば、無意識のうちに美しい英語を使いこなせるようになるはずだ。

 

 

これこそ応用力のあるオトナ社会人に採り入れてほしい学習スタイルだ。

 

 

 

 

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